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預かりわんこ滞在中

保護されたわんこ達が歩む、家庭犬への道
月別アーカイブ  [ 2008年05月 ] 

病院へGO

   
耳やら足やら具合が悪そうな 『 そら君 』 を連れて、
彼が家に来た翌日から、動物病院に通院しています。


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耳の方は、< 真菌性の外耳炎 > とかで、一種のカビだそうです。
耳が垂れている子は、中が汚れやすいですからね。 清潔にしておかないと。

耳掃除をして頂き、お薬をぬって貰ったのですが、

その間、そら君大暴れ!ひいい

3人がかりで抑えながらの治療となりました。


しばらくは一日二回、お薬を塗布したほうがいいということで、
毎日朝と夕方、通院することになった次第。フウ・・・


S 039

最近は、とても大人しく治療を受けられるようになりました。
きっと、危害を与えられるわけじゃないって理解したんでしょうね。


最初の頃は、ほんの少し耳に触れただけで噛み付こうとしましたが、
治療して頂いてだんだん楽になってきたらしく、
今では、短時間なら私にもお薬をぬらせてくれます。


S 040

問題は足なんです。

レントゲンに撮ったわけではなく、触診のみですが、

股関節や大腿部などが、複雑に脱臼して骨折している上に、
そこがおかしな状態で癒着している、と言われました。

「少なくとも、半年以上前に大怪我をしたにも関わらず、
飼い主が適切な治療を受けさせなかったのでしょう。」 とのこと。

辛かったでしょうね。 今までどれほどの痛みを堪えてきたんでしょう。 うるうる


そら君は、普段はとても素直で大人しいのですが、
何かスイッチが入ったように、突然猛り狂って暴れたり、
噛み付いたりすることがあり、自分でも制御出来ないように見えます。

S 031

もしかしたら今でも瞬間的に、足に痛みが走るのかもしれません。


今のところ日常生活に支障はないようですが、
年をとると犬は足腰から弱っていきますので、先のことを考えると心配です。

ただ、手術でかなり良くなるということですし、
もっと太って筋肉が付けば、健常犬と同じくらいに走り回れるそうです。


それにしても、事故に遭ったのか虐待されたのかは分からないけど、
大怪我してるのに放っておいて、ごはんもろくに食べさせないわ、
ちゃんとした手入れもしないわ。  挙句の果てに捨ててしまうって、 ぷち


最初から飼わなきゃいいじゃん!!アップロードファイル
( いかん、血圧が ・・・ )


とにかく、具合の悪いところを少しずつでも治していけば、
イライラすることもなくなって、噛み付きや唸り声がおさまるかもしれません。

だってとても甘えん坊で、根っからの “ 噛み犬 ” とは思えないんです。

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この頃は私がソファに座ると、決まって膝に乗りたがります。




S 047

こんな様子を見ていると、大いに期待が持てると感じています。
それにはやはり、人間との信頼関係が最も大切でしょうね。

これからじっくりそら君と向き合い、
彼の不安や恐怖を取り除くことが出来ればと思います。



さて、実はそら君、去勢手術のため我が家を離れています。
昨日スタッフの方が、迎えに来て下さいました。

もともと私が三日ほど留守にしなければならないので、
「ではその間に手術を受けさせましょう 」 ということになり、
わんにゃんれすきゅー さんの提携病院で手術を受けます。

ちょっと早いかな、とも思いましたが、
家を離れたときに済ませておけば、後々楽かもしれません。


ごめんね、そら君。
しばらくの間辛抱してね。 そら君の帰りを待ってるよ。




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