耳やら足やら具合が悪そうな 『 そら君 』 を連れて、
彼が家に来た翌日から、動物病院に通院しています。
耳の方は、< 真菌性の外耳炎 > とかで、一種のカビだそうです。
耳が垂れている子は、中が汚れやすいですからね。 清潔にしておかないと。
耳掃除をして頂き、お薬をぬって貰ったのですが、
その間、そら君大暴れ!3人がかりで抑えながらの治療となりました。
しばらくは一日二回、お薬を塗布したほうがいいということで、
毎日朝と夕方、通院することになった次第。
最近は、とても大人しく治療を受けられるようになりました。
きっと、危害を与えられるわけじゃないって理解したんでしょうね。
最初の頃は、ほんの少し耳に触れただけで噛み付こうとしましたが、
治療して頂いてだんだん楽になってきたらしく、
今では、短時間なら私にもお薬をぬらせてくれます。
問題は足なんです。
レントゲンに撮ったわけではなく、触診のみですが、
股関節や大腿部などが、複雑に脱臼して骨折している上に、
そこがおかしな状態で癒着している、と言われました。
「少なくとも、半年以上前に大怪我をしたにも関わらず、
飼い主が適切な治療を受けさせなかったのでしょう。」 とのこと。
辛かったでしょうね。 今までどれほどの痛みを堪えてきたんでしょう。
そら君は、普段はとても素直で大人しいのですが、
何かスイッチが入ったように、突然猛り狂って暴れたり、
噛み付いたりすることがあり、自分でも制御出来ないように見えます。
もしかしたら今でも瞬間的に、足に痛みが走るのかもしれません。
今のところ日常生活に支障はないようですが、
年をとると犬は足腰から弱っていきますので、先のことを考えると心配です。
ただ、手術でかなり良くなるということですし、
もっと太って筋肉が付けば、健常犬と同じくらいに走り回れるそうです。
それにしても、事故に遭ったのか虐待されたのかは分からないけど、
大怪我してるのに放っておいて、ごはんもろくに食べさせないわ、
ちゃんとした手入れもしないわ。 挙句の果てに捨ててしまうって、
最初から飼わなきゃいいじゃん!!( いかん、血圧が ・・・ )
とにかく、具合の悪いところを少しずつでも治していけば、
イライラすることもなくなって、噛み付きや唸り声がおさまるかもしれません。
だってとても甘えん坊で、根っからの “ 噛み犬 ” とは思えないんです。
この頃は私がソファに座ると、決まって膝に乗りたがります。
こんな様子を見ていると、大いに期待が持てると感じています。
それにはやはり、人間との信頼関係が最も大切でしょうね。
これからじっくりそら君と向き合い、
彼の不安や恐怖を取り除くことが出来ればと思います。
さて、実はそら君、去勢手術のため我が家を離れています。
昨日スタッフの方が、迎えに来て下さいました。
もともと私が三日ほど留守にしなければならないので、
「ではその間に手術を受けさせましょう 」 ということになり、
わんにゃんれすきゅー さんの提携病院で手術を受けます。
ちょっと早いかな、とも思いましたが、
家を離れたときに済ませておけば、後々楽かもしれません。
ごめんね、そら君。
しばらくの間辛抱してね。 そら君の帰りを待ってるよ。
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