実に久しぶりの更新ですが、
悲しいご報告をしなければなりません。
以前、我が家でお預かりした 美々 (ビビ) ちゃんが、
28日未明、お空に旅立ちました。 本当に急なことでした。

お悲しみの中、里親さまがメールで知らせて下さいました。
美々ちゃんは、『潰瘍性大腸炎』 ということでした。
美々ちゃんが入院しているということは伺っていましたが、
これほど重病だとは、正直思ってもみなかったので大変驚きました。
未だに信じ切れない思いで、頭の中がまとまらない状態です。
今更言っても仕方がないのですが、美々ちゃんをお預かりしてた頃に、
病気の兆候を見つけられなかったものかと、返す返すも悔やまれます。

美々ちゃんは、るんが家族になってから初めてお預かりした子でした。
自分より小さなるんに威張られても怒りもせず、それどころかいつも
るんの一歩後ろにいて気遣ってくれる、気持ちの優しい子でした。
るんが私に甘えていると、美々ちゃんは決まってすぐ傍で、
吠えることもなく、ただ黙って私達を見つめていました。

きっと美々ちゃんも甘えたかったのでしょう。
でもいつも自分の番が来るまで、じっと我慢して待っていました。
ようやく私が美々ちゃんを撫でてあげると、ゴロンして体いっぱいに
嬉しい気持ちを表してくれました。 本当にいじらしい子でした。

ここからは、すべて里親さまからご提供頂いた画像です。
大好きなご家族に囲まれて過ごす美々ちゃんの、保護犬時代とは
明らかに違う、穏やかな表情への変化がお分かり頂けると思います。

2年と少し前、家族の一員として里親さま宅に迎えて頂き、やっと美々ちゃん
だけを可愛がってくれる、温かいご家族のもとで暮らせるようになりました。
どんなにか嬉しかったことでしょう。
実際、寒くても暑くても里親さまのお膝の上にいるのが大好きでした。
就寝時は里親さまの足元で眠り、お風呂のときはバスマットの上で待ち、
キッチンでも足元に、と常に里親さまに寄り添って過ごす毎日でした。
それまで満足に甘えられなかった分も、取り戻そうとしてたのかもしれません。

里親さまは、美々ちゃんを毎日通院させて 必死に看病して下さいました。
美々ちゃんも毎日点滴や注射に耐えながら、精一杯頑張ってくれました。
その日も病院で受診されて、夜はご家族皆さまが美々ちゃんと一緒に
休まれたようです。 美々ちゃんのことがご心配だったのでしょう。
早朝皆さまが目覚めた時には、美々ちゃんはすでに冷たくなっていたそうです。
ご家族と一緒で嬉しい気持ちのまま、安心して息を引き取ったのだと思います。
里親さまも、“苦しんだ様子がなかったことが、せめてもの救い” と ・・・。

昨日は美々ちゃんの火葬が行われ、手厚く大切に見送って下さいました。
ご帰宅後もすぐにメールを下さったのですが、
“食べることが大好きだった美々ちゃんなので、お空でもしっかり食べて
楽しく走り回れるように、小さな小さな歯や爪のひとつひとつまで、
美々ちゃんの全てを拾い上げてきました ” とのこと ・・・。
本当に最期まで、大事に大事に想ってもらった美々ちゃんです。

美々ちゃんが来てから、里親さまご自身やお子さまが 「美々ちゃん可愛い」
「美々ちゃん大好き」 と言わない日は、一日たりともなかったそうです。
そして、「 たった2年でしたが、私達は美々ちゃんと家族になれて幸せでした。
美々ちゃんとの2年間は、私達家族にとって宝物です 」 と仰って下さいました。
きっと美々ちゃんも同じ気持ちだと思います。
大切なのは、一緒に暮らす時間の長さではありません。
美々ちゃんは最後の2年間を、家庭犬としてとても幸せに過ごすことができました。
たぶん過去に一度も味わったことのない嬉しさ ・ 楽しさだったのではないでしょうか。
美々ちゃんの晩年を、深く大きな愛情で包み込んで下さった
里親さまとご家族の皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

美々ちゃんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。